18/11/05 02:09:56.70 cogbiSZ/.net
アンババも例の名無しも、聲の形を難しく観すぎ
あれはシンプルに「赦しの現実」って物語だろ
障害者差別とかそういうのへの償いは、結局被害者の寛容でしかなされないっていう、どうしようもない現実をそのまんま描いちゃったって、それだけ
言い換えればやっちゃったことはもう二度と取り返しつかないって当たり前すぎるけど何となく聞き流されちゃう真理をど真ん中から抉っちゃった
あの話、かつて過ちを犯した主人公の精神的成長とかそういうものと「赦し」が繋がってない
物語なら、主人公の成長と「赦し」が因果性をもって連動してないといけないのにね
だから、物語的カタルシスが薄くエンタメとしては消化不良な内容にはなっているけど妙に印象深い後味なんだよ