18/06/01 10:01:38.43 u6Egmzyr.net
>>278 >>299
>>336 一番上スレ
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>>332 >>324
2018/5/31付
米朝攻防 焦点を聞く(4)アンドレイ・ランコフ 韓国・国民大学教授 完全核放棄には応じない ロシア、影響力は限定的
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―米国に強硬な態度を示していた北朝鮮はトランプ大統領が米朝首脳会談の中止を発表するとすぐに姿勢を軟化させました。
「明らかになったことは、北朝鮮に対して脅しは通用するということだ。トランプ氏は北朝鮮を武力攻撃するために
ソウルを犠牲にすることをいとわないと北朝鮮に思わせた初の米国大統領となった」
―米国が求める完全で検証可能かつ不可逆的な核放棄(CVID)は実現するのでしょうか。
「北朝鮮が完全な核放棄に応じることはない。トランプ氏が金正恩(キム・ジョンウン)体制の保証をしても、次の米国の大統領
が守るとは限らない。北朝鮮は結局は核兵器しか自らの体制を保証できるものはないと確信している」
「とはいえ、北朝鮮が一部の核兵器や弾道ミサイルの廃棄、無力化に応じる可能性は十分にある。抑止力を確保するに十分な
いくつかの核兵器やミサイルを山岳地帯に隠したうえで、残りを保有数として申告。それらの引き渡しをもって名目上の完全非核化
の実現を宣言するシナリオだ。ただ、核関連の技術者やデータの引き渡しは拒否するだろう。いつでも核兵器を作れる体制を
維持していると国民に説明できるようにするためだ」
―トランプ氏がCVIDが難しい非核化案を受け入れるでしょうか。
「このシナリオにのれば、少なくとも複数の核兵器やミサイルが引き渡される映像が世界中に流れることになる。それは11月に
米議会の中間選挙を控えるトランプ氏にとって過去の大統領がなし得なかった大きな外交的実績になる。トランプ氏は北朝鮮側
の申告を内心では怪しいと思っても、すぐに全否定するとは考えられない」
「その過程で北朝鮮は見返りとして制裁緩和や経済支援などの措置を得ることになる。次の米政権が深刻を虚偽だと判断しても、
あえて合意を破棄して武力行使にまで踏み切る可能性はそう高くないだろう。」
…
―トランプ氏が言うように非核化が実現すれば、北朝鮮経済は急成長するのでしょうか。
「金正恩氏の経済運営は『開放なき改革』と表現できる。現体制で事実上の市場経済導入に向けた改革が進んだが、
政治的統制も強まった。国を解放して豊かな韓国の実態が市民に知られれば体制を揺るがしかねないと恐れているためだ」
「北朝鮮のビジネス環境は極めて劣悪であり、外国企業が競って同国に巨額の投資をするとは考えにくい。制裁が解除
されても、現体制下では改革開放後の中国のような高成長は望めない」