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【ジュネーブ=三井美奈】国連欧州本部で22日、韓国に対する女子差別撤廃委員会の審査が行われ、鄭鉉栢(チョン・ヒョンベク)女性家族相は、韓国政府が慰安婦問題への関心を広く喚起するため、仮称「慰安婦研究所」を今年8月にも新設する予定だと述べた。
鄭氏は、韓国で8月14日が元慰安婦をたたえる記念日に定められたことを紹介したうえで、「慰安婦の苦痛は人権に直結する。これを伝えることが優先政策」と主張。「慰安婦や『性奴隷』について、世界中から資料を集める」努力をしていると述べ、新たな研究所を通じて慰安婦問題を記念し、後の世代に伝えたいと述べた。「若い学生に歴史科目として教えていくことが重要」とも主張した。
委員の一人が2015年の日韓合意について質問したのに対し、鄭氏は「被害者中心の合意ではなかった」とする文在寅政権の立場を説明した。
鄭氏は1月、韓国紙とのインタビューで、日韓合意に基づき設立された韓国の財団を解散させたい意向を表明していたが、委員会ではこの問題にほとんど触れなかった。
委員会はこのほか、セクハラ対策や男女格差是正などでの政府の取り組みについて質疑を実施。審査を踏まえて近く、最終見解をまとめる。