18/01/10 18:58:07.56 CAP_USER.net
韓国のムン・ジェイン(文在寅)大統領は、慰安婦問題をめぐる合意で、日本政府が拠出した10億円の代わりに韓国政府が予算を充てるのは、日本からの支援金受け取りを拒否している元慰安婦たちへの配慮だと説明しました。
また大統領府高官は、日本政府からの支援金を返還しようとする考えはないと明らかにしました。
慰安婦問題の「最終的かつ不可逆的な解決」を確認した2015年12月の日韓両政府の合意について、韓国のカン・ギョンファ(康京和)外相は、9日再交渉は求めないものの日本政府が拠出した10億円の代わりに韓国政府の予算を充てる新たな方針を打ち出しました。
この意味について、ムン・ジェイン大統領は、10日開いた年頭の記者会見で、日本政府からの支援金受け取りを拒否している元慰安婦の女性たちへの配慮だと説明しました。ムン大統領は「この措置でまだ支援金を受け取っていない女性たちも韓国政府から堂々と受け取れるようになる」と述べました。
一方、日本政府が拠出した10億円について、ムン大統領は「問題を解決するためのよい目的で使用されるのは望ましい。もう少し時間をかけて日本政府や当事者らと協議したい」と述べました。
これについて大統領府高官は10日、NHKなどに対し、「日本政府が拠出した資金を日本に返還しようとする考えはない」と述べ、韓国側の措置は、再交渉を求めるものではないと強調しました。
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