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- 暇つぶし2ch6:きゅう ★
18/01/08 11:43:00.90 CAP_USER.net
終わりなき日常は続く
 ただし、「非殺傷系攻撃」として挙げた3つのオプションにも課題はある。海上封鎖については、その「示唆」が対中カードとして使用されるだろうが、実行に移すのはオペレーション的に難しいからだ。海上封鎖には多くの艦艇が必要であり、海上自衛隊の協力は不可欠である。だが、平和安全法制によってもなお、我が国は公海上での「臨検」は法的にできないままだからだ。これでは海上封鎖の実施は難しい。
 電磁パルス攻撃も同様だ。複数の米国の専門家が「北朝鮮側は巡航ミサイルが撃ち込まれた瞬間に、その弾頭が何であるか判明する前に報復を実行するだろう。そもそも非殺傷の電磁パルス兵器なら反撃されないと考えるのは希望的観測である。またすべての核兵器を無力化するのも不可能」と指摘するように、実効性に乏しい。
 ミサイル実験の強制中止もリスクが高い。サイバー攻撃は別として、物理的な迎撃に失敗した場合、ミサイル防衛システムへの信頼性低下や北朝鮮からの報復を招いてしまうからだ。
 以上をまとめると、米国が北朝鮮に対して、イラク戦争型の大規模な先制攻撃なり空爆をしかける可能性は低い。限定的な攻撃にしても、北朝鮮への敵意をむき出しにするリスクを許容する事態は考えにくい。徐々に米国の選択肢が、攻撃か北の核容認かの二者択一へと絞られているのは事実だが、当面は北朝鮮を取り巻く不愉快な「終わりなき日常」が続きそうである。
(部谷 直亮)


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