18/01/01 11:17:08.55 ETYarhSL.net
>>298
日本でも、儒教的に男子の長男が家督を相続するというのは、武家の話でしょう。
大多数の田舎では、長子相続ではあったものの、跡取りは長女で、跡取り娘でしたね。
そういう娘のところに、夜這いとか、足入れ婚ですから、要するに娘の実の父である、
舅や姑の強烈な監視下において、娘の好きな男なり、お見合いのような紹介があった、
気に入った男とセックスするというシステムですね。日本の大多数の庶民の文化は、
女とその家族の権力が凄まじく強かった。盆踊りや収穫後の秋祭りなどで、気にいった人と、
セックスしたことも事実ですけどね。要するに、明治以前の「家制度」というのは、
完全に育児のための女性優位のシステム。これを儒教的に大改革して、
「家長」制にしたのが、維新の志士たち。都会の武家の儒教システムであっても、
離婚すると跡取りの子供を、離婚した嫁に奪われるのを防ぐために変えた。
だから、天皇家で男系男子なんて儒教システムを憲法に入れて明確化したのは、
中国とは天下を異にするという意味があったとは思うんですけど、日本的ではない、
システムですね。男系男子という継承システムは。元々、日本なんて田舎の王様なのに。