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▲釜山(プサン)少女像守りキム・サングム(67)ハラボジが去る28日、釜山東区日本領事館前少女像の世話して過去1年間の心情を話している。ソン・ポングン記者
「(日帝時代の)幼かった頃、母が町内の少女たちが慰安婦として日本に引きずられて行ったという話を数えきれない程しました。少女像でも立てられたからこそ今の青少年たちが私たちの辛い歴史を知って記憶できるでしょう。」
キム・サングム(67)ハラボジ(お爺さん)が過去1年間、釜山の日本領事館前に建った少女像を守った理由だ。キムハラボジは昨年12月28日、釜山市民の寄付で少女像が建った直後から今日まで一日に少ない時は4時間、多くて8時間、少女像を守っている。
少女像守りを自任し「釜山少女像ハラボジ」と呼ばれる彼と去る28日、日本領事館前で会ってインタビューした。この日は釜山少女像が建設されて1年目となる日だった。
過去1年間、少女像を守りながらキムハラボジは高い塀の向こう側にある日本領事館をいつも見なければならなかった。「見るたびに火(怒り)がこみあげてきた」という話から口を開いたキムハラボジは「慰安婦問題を謝罪しない日本は文化的に未開な国」として「日本は歴史的証言をする慰安婦ハルモニが全部亡くなれば終わると考えているが絶対そうではない」と声を高めた。彼は「一度起きた歴史はなくすことも、戻すこともできないからだ」と付け加えた。
1年間少女像を守る上で最も大変だったのはいつか訊ねた。「韓国人なのに少女像に悪口を言って周辺にゴミを投擲し、自転車を縛りつける非常識な行動をする人々と向き合うのが最も大変だった」という答えが帰ってきた。
30代男性2人は今年の初めから少女像周辺にゴミを持ってきて置き、少女像反対の文句を書いた不法宣伝物を付けて少女像守り団体と葛藤を生じさせてきた。この男性は去る4月、「真実国民団体」という団体を作ってイ・スンマン・パク・チョンヒ元大統領の胸像を建てようとしたが市民と東区庁職員らに阻止された。
キムハラボジは去る6月中旬に少女像を訪れた酒に酔った中年男性を制止して頬を打たれた。中年男性は「お前はお金をいくらもらって、ここでアカ(共産主義者)の様なことをするのか」と言って是非を論じ、彼が「自分の両親や兄弟がそんなことにあってもそんなことを言うのか」と言って暴行にあったという。
キムハラボジは「私たちの辛い歴史をまともに認識できない韓国の人々を見れば火(怒り)がこみあがる」として「歴史教科書に慰安婦問題が載っていないからだ」と話した。
つまり喜寿になる彼が少女像守りを自任したのも慰安婦問題を習うことが出来ない青少年に辛い歴史を知らせるためだ。キムハラボジは「母が言った慰安婦少女らの話が1991年、キム・ハクスンハルモニの初めての証言で世の中に知らされた時から関心を持って見守った」として「釜山に少女像が立てられるのを見て、母に聞いた話を青少年に伝えるべきだと決心した」と話した。
(中略:少女像を訪れて謝った日本人の話)
最後に彼の願いを訊ねた。「歴史教科書に日本慰安婦問題が必ずのせられたらと思います。青少年が私たちの辛い歴史を知らなければ日本がこれを歪曲しても正すことができないからです。」
ソン・ポングン記者
ソース:中央日報(韓国語) 「釜山(プサン)少女像ハラボジ」が1年間日本領事館の前に留まった理由?
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