17/10/20 09:02:01.25 CAP_USER.net
(続き)
この時の対応が違っていれば、極論すればこのミサイルと核をめぐる危機は起こっていない。金正恩は軍事費に膨大な国家予算を注ぎ込むよりも、本当に必要だった国内の産業の育成と世界中の発展途上国との関係の深化や、周辺の大国相手の関係改善に、力を注ぐこともできたはずだ。
ところが拉致被害者に国民的な関心が高いはずの日本国内で、「再調査」の問題はメディアもほとんど報道しなかった。それが核とミサイルの開発をちらつかせるだけで、アメリカも日本も韓国も、ここまでの注目を北朝鮮に対して向けざるを得なくなっている。
真面目に普通の人道的な外交をやろうとしたら適当に無視されたのが、ミサイルと核をちらつかせればどの国も北朝鮮を無視できなくなり、真剣というかほとんどヒステリックに反応し続けている。金正恩からみればこれほど滑稽でおもしろいこともあるまい。
奇妙な小国扱いで適当に無視され続け、良心的な態度に徹しても愚弄されただけだったのを、いまや完全に逆転できてしまっただけではない。人権の擁護を主張して北朝鮮の独裁を批判して来た先進国側の、たとえばアメリカの「人権外交」さえまったくの欺瞞でしかなかったことまで、よく分かってしまったのだ。
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(おわり)