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シルクのはじまり
シルクの利用がはじまったのは、5,000~6,000年前の中国からといわれています。
野生の蚕(かいこ)の繭(まゆ)を集め、糸をつむぎだして絹織物を作ったのがはじまりと考えられています。
日本のシルクのはじまり
日本にいつシルクが伝わったのかは明らかではありませんが、シルクロードができるより前の弥生時代の遺跡から平織の絹織物が出土しており、その頃から養蚕が行われていたのではないかと考えられています。
魏志倭人伝には、238年には邪馬台国の女王卑弥呼が中国の魏王に斑絹を贈り、その返礼として多数の高級絹織物が下賜されたと伝えられています。
当時の古墳から出土された斑絹などが中国の織物とは糸使いが異なっていたことから、当時、すでに日本には独自の養蚕・製糸・染色技術が存在していたと推察されています。
その後、大化の改新のころから増えた中国大陸や朝鮮半島からの渡来人によって、中国の蚕種や養蚕・製糸・染織などの先進的な技術が持ち込まれ、日本各地に広まり、各地で独自の発展を遂げ、多様な絹産地が形成されました。
このように、西のシルクロードに対し、朝鮮半島を経て日本に伝わったルートを東のシルクロードと呼びます。
朝鮮半島・・・?