17/08/08 10:59:41.68 CAP_USER.net
(>>1の続き)
質問④の「二分法的思考(dichotomous thinking)」は、「世の中のすべてには絶対的な基準があり、正しいか正しくないかで区別する傾向のこと」。
この精神的習慣を保有する韓国人は42.9%で、特に50代(49.8%)が高かった。
最後の質問⑤は「破滅化(catastrophizing)」に関する質問で、「何かを進行する過程で起こりうる状況を考えたとき、最も破滅的な状況だけを考えること」を意味する。
韓国人の49.8%が該当し、女性(48.7%)よりも男性(51.0%)が高い唯一の項目となった。
以上の結果を見ると、韓国人は認知バイアスのなかでも「自分の考えや感情を正当化するための情報だけを選んで全体を解釈する」傾向が非常に高いということがわかるだろう。
今回の調査で認知バイアスに関する質問を上記5つに定めたのは、「精神健康との関連性が高く、韓国国民によく見られる」からだという。皮肉なことだが、高い数字が調査の正確さを証明したことになる。
同報告書では認知バイアスの危険性を「それ自体ではなく、対人関係における相違、葛藤を誘発して、ストレスやうつ病につながる」と指摘した。
実際に精神疾患疫学実態調査によると、韓国人の37.6%は一生のうち1回以上、精神疾患を経験するという。さらに、韓国人の16.0%はここ1年間でひとつ以上の精神疾患を経験しているというのだから驚く。
10人に9人が認知バイアスの習慣があるのだから、それも仕方がないのかもしれない。
同報告書が強調しているように、早急に悪習慣を改善する必要があるといえそうだ。
(文=S-KOREA編集部)
(おわり)