17/03/29 09:26:13.98 CAP_USER.net
中国主導で昨年1月に発足したアジアインフラ投資銀行(AIIB)は徐々に規模を拡大している。
AIIBが推進する事業は大型化し、組織規模も今年末までに2倍程度に拡大する予定だ。
しかし、加盟国が払い込んだ資本金が上限の6.8%にとどまるなど、まだ道のりは遠いとの評価も聞かれる。
AIIBは米国、日本がそれぞれ主導する世界銀行、アジア開発銀行(ADB)などに対抗するため、中国主導で57カ国が参加して設立された。
2013年に中国の習近平国家主席がインドネシアで提唱し、アジア太平洋地域の開発途上国のインフラ投資支援を目標としている。
主な加盟国は韓国をはじめ、インド、ロシア、ドイツ、フランス、ブラジル、英国などだ。
韓国の出資比率は3.81%で、創設時の加盟57カ国で中国、インド、ロシア、ドイツに次ぐ5位だ。
今年6月には済州島でAIIBの第2回年次総会が開かれる。
韓国は同総会が終了後、1年間にわたりAIIB総会および代表会議の議長国を務め、アジア地域のインフラ開発と経済成長に関する論議を主導する。
AIIBは昨年6月、4件の大型事業を承認し、実質的に機能し始めた。
初の事業はタジキスタンの首都ドゥシャンベとウズベキスタン国境を結ぶ道路の改善事業で2750万ドル(約30億5000万円)の融資を承認した。
その後、バングラデシュ・ダッカ地域の電力供給改善・拡張事業(1億6500万ドル)、インドネシアの都心スラム環境改善事業(2億1650万ドル)、パキスタンのショーコットとカネワールを結ぶ全長64キロメートル、4車線の高速道路建設(1億ドル)などの事業が続いた。
12月にはオマーン東岸のドゥクム港湾開発事業に2億8000万ドルの資金を供給することを決め、融資規模は当初の10倍に膨らんだ。
組織も拡大している。2月末現在で職員は韓国人6人を含む85人で、今年末までに154人まで増員する計画だ。
AIIBは今月初め、アイルランド、カナダ、香港など13カ国・地域の参加を承認し、ギリシャ、アルゼンチンなど14カ国の承認を検討中だ。
ただ、新しい組織だけにまだ不備な点もある。
AIIBの授権資本金(資本金上限)は1000億ドルだが、実際に払い込まれた資本金は68億ドル(昨年12月現在)にすぎない。
AIIBがADBなど既存の多国間開発銀行と協調可能なプロジェクトを優先するとの分析もある。
設立間もないため、リスクを抱えるのではなく、安定的な事業に参入したい狙いとみられる。
大韓貿易投資振興公社(KOTRA)の報告書によると、AIIBが初期に承認したプロジェクト6件のうち5件は、ADB、世界銀行、欧州復興開発銀行(EBRD)との協調融資事業だ。
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