17/03/22 12:30:16.24 CAP_USER.net
(>>1の続き)
実現に長い時間がかかる核開発は現実的な選択肢ではない。むしろ通常兵器を強化すべきだ。空対地ミサイルや巡航ミサイル、弾道ミサイルの新規開発、空中給油機、情報収集衛星の増強など、使える兵器の強化を図るべきだ。
朝鮮半島の核保有という「悪夢」の到来を前に、日本がなすべきことは多い。
●たけさだ・ひでし/1949年兵庫県生まれ。慶應義塾大学大学院修了後、防衛省防衛研究所(旧・防衛庁防衛研修所)に教官として36年間勤務。その間、韓国延世大学に語学留学。米・スタンフォード大学、ジョージワシントン大学客員研究員、韓国中央大学国際関係学部客員教授を歴任。2011年、防衛研究所統括研究官を最後に防衛省を退職。その後、韓国延世大学国際学部教授等を経て現職。主著に『東アジア動乱』(角川学芸出版刊)、『韓国はどれほど日本が嫌いか』(PHP研究所刊)、『なぜ韓国外交は日本に敗れたのか』(PHP研究所刊)などがある。
■取材・構成/池田道大(ジャーナリスト)
※SAPIO2017年4月号
(おわり)