17/02/28 13:04:47.90 CAP_USER.net
韓国の半導体大手、SKハイニックスが、東芝が分社化する半導体事業を丸ごと買収する方向で検討している。10兆ウォン(約1兆円)規模の資金で東芝の半導体事業の株式50%超を取得する「ビッグディール」だ。東芝はNAND型フラッシュメモリーで世界シェア2位の競争力を持つ。
東芝は当初、半導体事業の分社化後に株式の20%を売却する方針だったが、今月に入り「売却する株式の割合が過半数になっても構わない」と当初の方針を転換。
東芝は2006年に買収した米国の原発メーカー、ウェスティングハウスの子会社で発生した数千億円の損失を埋め合わせるために、半導体事業の主導権を手放すことも辞さないと明らかにしたのだ。
SKの関係者は27日「東芝の新たな提案に従い、東芝の半導体事業の株式を50%確保するという内部の方針を固め、入札に向けて詳細条件を検討中」だとして「東芝が、一つの事業者に過半数の株式取得を認めるかどうかは定かではないが、経営権の買収も含めて積極的に入札に参加する方針」と説明した。
日本経済新聞など外国メディアによると、東芝は4月1日までに東芝メモリ(仮称)を設立し、株式の過半数を売却して1兆円を調達する方針だ。SKは買収資金を調達するために、財務的投資者の支援を受ける方向で検討している。
SKハイニックスが買収に成功すれば、NAND型フラッシュメモリー分野で一気にシェア2位に躍り出る。SKハイニックスはDRAMではシェア25.2%でサムスン電子(48%)に次いで2位につけているが、NAND型フラッシュメモリーでは5位にとどまっており、シェアも10.1%と低い。
NAND型フラッシュメモリーは電源が切れてもデータが消えないメモリー型半導体で、モバイル機器やモノのインターネット(IoT)の普及に伴い急成長している。
今回の買収合戦には米国のウエスタンデジタル(WD)、マイクロン、台湾の鴻海精密工業なども興味を示しているという。
しかし一部では「日本政府は国家の戦略産業保護のために、東芝の株式を韓国ではなく米国企業に売却する可能性が高い」との見通しも示されている。
シン・ドンフン記者
朝鮮日報/朝鮮日報日本語版
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【経済】東芝、サムスンなど韓国勢に対抗 容量2倍フラッシュメモリーのサンプル出荷、半導体売却は5月に絞り込み[2/23] [無断転載禁止]©2ch.net
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