17/02/26 20:40:40.15 CAP_USER.net
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朝日の信用低下はともかく、わが国が国際社会で受けた被害はあまりに甚大である。「これではまずい」と気付いた関係者はたくさんいたはずなのに、それが具体的な力として機能しなかったのは何故なのか。私には未だに理解できない部分が多い。
同様に慰安婦少女像に関しても、かねてより素朴な疑問を持ってきた。像はどう見ても10代前半の少女で、慰安婦問題に対する誤解をさらに増幅させている。各種資料を見ても、そのように年若い「慰安婦」はいなかったはずである。
そんな中、問題の少女像は2002年6月13日に起きた「米軍装甲車女子中学生轢死事件」で死亡した当時14歳の2人の女子中学生を悼んで作られたモニュメント像との話があることを初めて知った。
像は事件後、「民族美術協会」に所属する夫妻によって製作され、激しい反米闘争の中、米軍基地近くに設置を試みたが韓国政府が認めぬまま保存され、それが慰安婦像として使われることになった。少女像の隣に椅子があるのは、事件で犠牲になったもう一人の少女がここに座っていたからだというのだ。
残念ながら真偽は分からない。しかし同じ形の像は米カリフォルニア州のグレンデール公園にも設置されている。仮に真実であれば、米国に対する抗議の象徴であった少女像が、当の米国の公園という公的な広場に設置されていることになり、米国民からも微妙な反応が出よう。
米政府は慰安婦問題について基本的に「日本と韓国の問題」とし、第3者の立場から双方の対話による解決を促してきた。米政府への抗議が目的の像だったとすれば、米国の立場、とりわけ米国内での今後の像の設置に関する姿勢が変わる可能性さえある。
慰安婦少女像は既に韓国を中心に50体以上が設置され、日本軍が少女まで従軍慰安婦として徴用していたとの誤った印象を与え、日本のイメージが大きく傷つく原因にもなっている。専門家によるしっかりとした調査をし、新たな事実が確認されれば公表すべきと考える。