17/02/25 20:37:28.13 CAP_USER.net
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捜査の行方は?北朝鮮に及ぼす影響は?
実行犯にアジアの女性を仕立て、疑惑の北朝鮮国籍4人が北朝鮮に帰国したことで、事件への北朝鮮関与や暗殺指令の立証は今後、さらに困難が予想される。
ただマレーシア警察が新たに北朝鮮大使館2等書記官と高麗航空職員の2人を事件に関与した疑いで公表したことで、疑惑は深まっている。
北朝鮮が海外公館に外交官の肩書で工作員を配置していることはすでによく知られている。また国営の高麗航空は現在、マレーシアへの運行は行っておらず、職員の常駐は不自然でこの職員も事件に関与した工作員の可能性が高いからだ。
2人と事件の関与が証明されれば背後に金正恩政権が関わった証拠になる。
北朝鮮はすでに、免責特権を持つ外交官の地位を使って違法な武器取引などを行ってきたとして、国連安全保障理事会から在外公館の職員数縮小などの制裁も受けている。逃げ切りをたくらむ北朝鮮に対し、マレーシアと国際社会はこの暗殺事件の真相をどこまで証明できるのか、勝負はこれからだ。
暗殺の動機特定も難しいが、韓国情報筋はこう述べた。「金正恩は2013年末、中国に通じていた叔父の張成沢を粛清した。その時点から、中国の保護下にある金正男の殺害は十分に予測できていた」
中国の習近平国家主席は金正恩氏を信用していないといわれる。金正恩氏は改革開放を迫る中国を極度に嫌い警戒しており、「中国はわれわれをどう扱うのか調査しろ」と命じたこともあるとされる。
その親中派2人を消した金正恩氏、これで自らの地位保全したと安堵(あんど)するのなら、あまりに未熟な独裁者だ。中国は沈黙しているが、2度もメンツを潰された中国は軽挙妄動の金正恩体制をいずれは見捨てるだろう。金正恩は巨象、中国の恐ろしさを甘くみているとおもわれる。