17/02/04 01:09:41.45 CAP_USER.net
(>>1の続き)
ニュースによると、「数百年前、倭寇によって盗まれたものだから浮石寺に返せ」という内容の判決とのことですが、もし韓国に「たとえ、数百年前であっても、盗まれたモノなら返還を求めることができる」という法律があるのであれば、韓国の裁判所の判断は正しいのかもしれません。
もっとも、そんなことを言いだしたら、古今東西、歴史は略奪の繰り返しですから、混乱してしまいそうな気もします。
たとえば、台湾の故宮博物院にある「白菜の形をした翠玉の宝石美術」は、かつて中国大陸にあった清の国の瑾妃さんというお妃様のモノのようなので、1948年の中国共産党と蒋介石の軍隊との戦争のドサクサで現在台湾にあるとはいえ、この方の子孫などに返還すべきという話にもなってしまいます。
いずれにせよ、この手の話は、外交ルートを通じて解決すべきことですし、歴史的な事実をしっかりと見極める必要があるのかもしれません。
個人的には数百年間、長崎の観音寺にあったわけですから、この正当な占有を優先させ、ただちに観音寺に返還する“べき”だと思います。
(文=編集部、協力=山岸純/弁護士法人ALG&Associates執行役員・弁護士)
(おわり)