17/01/12 22:05:03.20 CAP_USER.net
12日午後に韓国に帰国した潘基文(パン・ギムン)前国連事務総長が、仁川国際空港での記者懇談会で慰安婦問題に関する質問に答えた。潘氏は2015年の韓日慰安婦合意の直後に「合意を歓迎する」と発言したことについて「長年の懸案となっていた問題が合意されたことについて歓迎したものだった」と釈明した。
潘氏はさらに「究極かつ完璧な合意は、慰安婦のおばあさんたちの「恨(ハン=晴らせない無念の思い)」を解きほぐす水準でなければならない」と強調した。
潘氏は「私は国連事務総長として、紛争のある当事国同士が交渉を通じて平和的に紛争を解決できるよう努力をしてきた」として「完璧な結論ではなくとも、途中段階であっても両国間の合意が成立した場合には、交渉を通じた合意を促してきた」と述べた。
また、釜山の日本総領事館前に設置された慰安婦被害者を象徴する少女像をめぐっては「日本政府からさまざまな異議が出ていると聞いている。近視眼的に見るのではなく、過去の直視を基本としながらも未来志向的な方向で合意が成し遂げられなければならない」と主張した。
潘氏は、慰安婦合意が妥結した直後の公式声明で合意を歓迎する立場を表明する一方、昨年の年初には朴槿恵(パク・クンヘ)大統領に新年のあいさつを兼ねた電話をかけて「大統領がビジョンを持って正しい決断を下したことについて、歴史が高く評価するだろう」と述べ、物議を醸したこともある。
ホン・セヒ記者 , チェ・ユンテ記者
ソース:NEWSIS/朝鮮日報日本語版<慰安婦:帰国の潘基文氏「合意は完璧ではない」>
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