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「残留孤児の共同墓地を」帰国者1世らが神戸市に要望 2017.2.2 16:47
兵庫県内在住の中国残留孤児たちが共同墓地の整備を求め、
神戸市の久元喜造市長に要望書と676人分の署名を手渡した。
残留孤児の帰国者らは「日本で骨を埋めたい」と訴えた。
市役所を訪れたのは、残留孤児の帰国者らでつくる
「兵庫県中国帰国者の会」のメンバーとその支援者ら。
帰国者1世は、先の大戦後の混乱で中国に取り残され、
日中国交回復後の昭和50年代以降に日本に帰国したものの、
国内で肉親が見つからなかった人も多い。
そのため、入る墓がないことが最大の懸念になっているという。
市には、市営墓地などの用地提供と墓の建立費用の補助を要望した。
中国黒竜江省で育ち、39歳のときに帰国したという
同市中央区の帰国者1世、沢政道さん(69)は
「日本語がうまく話せず、安い賃金の仕事しかなかったため、墓を建てる蓄えがない。
なんとか神戸市にお願いしたい」と訴えた。
久元市長は「墓は切実な問題。市としての対応を考えるため、
具体的な話し合いを始めたい」と前向きな姿勢を見せた。
同会によると、残留孤児の共同墓地は仙台市や福岡市など全国に数カ所あるという。
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