16/10/30 06:42:57.64 CAP_USER.net
(>>1の続き)
もちろん、今の国の有様がそれほどだということではない。だが今、国民の崔順実氏の家族に対する視線は、120年ほど前の百姓の王室一族に対するそれとさほど変わらないだろう。彼らがなぜ現れ、国の行く手を塞いでいるのかと問うているのだ。だが当時、王室が百姓の衷情を知らなかったように、今の大統領も国民の気持ちを知らないようだ。そのことに、もっと心が痛む。
現政権が発足したとき、私は近代の完成を期待した。法治、合理、科学、自由が常識になる時代だ。それこそが、朴大統領があれほどまでに仲間入りしたがっている先進国だと考えている。だが大統領は、自身の封建的な痕跡さえも消すことができなかった。それがなぜそれほど難しかったのか、そしてなぜ国をこれほど困難な状況にしたのか、その真相は後になって分かることだろう。
URLリンク(www.chosunonline.com)
鮮于鉦(ソンウ・ジョン)論説委員
(おわり)