【レイバーネット】「慰安婦捏造」の汚名に事実で反撃~元朝日新聞記者・植村隆さん★5[10/01]at NEWS4PLUS
【レイバーネット】「慰安婦捏造」の汚名に事実で反撃~元朝日新聞記者・植村隆さん★5[10/01] - 暇つぶし2ch2:ねこ名無し ★@\(^o^)/
16/10/02 10:48:58.32 CAP_USER.net
>>1の続き)
 「慰安婦」はいても「慰安婦問題」にしたのは植村さんも含め朝日の一連の記事であると言いたいようだ。いわゆる「慰安婦狩り」を告白した吉田清治氏(故人)の証言記事を取り消しても朝日の罪は消えないと考え、「国賊朝日新聞は廃刊すべきだ」とジャーナリストの櫻井よしこ氏や産経新聞編集委員の阿比留瑠比氏らとともに、その主張はエスカレートしている。
 西岡氏の憶測は的を射ているか。まず、キーセンに対する考え方が異なる。「40円」というのも、母親がキーセンを養成する家へ養女に出した際に養父が母親に支払った金額であり、意味が違う。また、植村さんも義母との関係を理解しているから読者に予断をもたれないよう留意してきた。8月11日の記事はソウル支局長からもたらされた情報という。そもそも前記の二つの記事に記者の主観はない。挺対協や弁護団の聞き取り調査の内容を起こした客観報道であり、お手盛りのスクープだと邪推するなら肝心の8月14日の記者会見で北海道新聞に抜かれた植村さんの失敗を何と説明するのか。吉田清治氏に関する記事を植村さんも書いているものと思い込んでいた私以上に、西岡氏の批判には勘違いが多々あるようだ。
 『週刊文春』の「“慰安婦捏造”」についても、植村さんはその取材の在り方に疑問を隠さない。函館支局に押しかけてきて「取材するまで帰らない」と居直られ、北海道支社とも相談のうえ広報に任せてトラブル防止のため退所したのだが、出来上がった記事は「タクシーに乗って逃げた」と書きなぐられる。そして「挺身隊の名で戦場に連行され」との記述を西岡氏に解説させて「挺身隊とは軍需工場などに勤労動員する組織で慰安婦とは関係がありません」と“捏造”を示唆する。だが当時は「挺身隊」と「慰安婦」は混在して理解されており、他紙も同じように書いている。これは、人をおとしめる常套手段であろう。『週刊文春』の記事は「朝日は不都合な真実にいつまで頬被りをするつもりなのか。日本が失った国益はあまりにも大きい」と締めくくる。「慰安婦」の置かれてきた耐え難い苦痛より、国家の利益が第一らしい。
●メディア全体にタブー化狙い
 韓国世論の激高は1993年の河野談話を否定しようとする日本国内の動きで加速された。河野談話とは当時の河野洋平官房長官が出したもので政府見解に当たる。軍の要請によって慰安所が設立され、募集、移送、管理も旧日本軍が直接あるいは間接的に関与したと認定。「慰安婦」も本人の意思に反して集められた事例も数多くあり、名誉と尊厳を深く傷つけたことを率直におわび、反省している。そして、この事実を教訓として歴史研究、歴史教育を行い、同じ過ちを繰り返さないと表明する。吉田清治氏の証言とは無関係に調査結果をまとめた真摯な内容だ。翌年の村山談話を経て1995年、政府主導で民間のアジア女性基金へとつながる。河野談話をバッシングする側は、16人の元「慰安婦」証言のみで十分な裏付けがないとし、韓国の修正要求を大幅に取り入れた「合作」のために、その後の拡大解釈と日本たたきを韓国に許していると主張する。天と地ほどの開きがある評価といえよう。戦後、曲がりなりにも平和国家として歩んできた日本が過去の過ちを素直に認めることをプラスとは考えないようだ。
 植村さんは1997年の「新しい教科書をつくる会」発足、2001年の「女性国際戦犯法廷」についてのNHK番組改変など歴史を書き換えようとする不穏な動きを要約しながら、ことに安倍政権復活後の増長ぶりを指摘した。「慰安婦」と接した元日本兵の戦場体験を聞くことが難しくなった戦後70年。政治家や学者も戦争を実感できない世代ばかりである。戦後生まれが人口の8割となっては、よくよく勉強しないと真実は見えてこない。簡単に歴史修正主義に取り込まれてしまう。
(続く)


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