16/10/02 07:55:59.19 dDVQ/9gE.net
>>35
そもそも茶室がない。
茶の湯の根底にある思想そのものがない。
日本では茶の文化はまず仏教を中心に広まって、お寺で飲むものだった。
茶坊主の石田三成が出世できたのは、秀吉に気の利いたお茶をだしたから(三献の茶)の
エピソードもある
次に武士の世界でお茶が流行したのは、背景に強い身分差別の社会があったから
当時は、大名と平民が口を聞く事は禁止されていた。
が、茶室という密室だけは、結界という特殊な空間で、
日常の世界から切り離されていて、世間の身分は一切存在せずに、
主と客という2つの立場しかない。
茶室の中では大名と商人が直接会話することがゆるされていて
しかも密室での会話であり、密談の場であった。
大名にとって、茶室という空間は大変便利なものだったので、
まず茶室作りから、茶の湯が広まっていったのよ。
織部を始め、色々な戦国大名がそれぞれに趣をこらした茶室作りを行い、
そこで他の大名を招いて密談をしたわけで
生花や茶碗、お作法はその茶室に付随した。
よって、韓国に茶室文化がないなら、日本のお茶の文化とは関係ないわ