16/09/07 15:21:19.12 CAP_USER.net
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昨年に続き、今年もハーフの女性が日本のミス・コンテストで優勝した。しかし、結果に反発した日本の一部ネットユーザーたちは「ハーフの女性は一般的な日本人よりルックスが優れていたとしても日本の代表にはなれない」と主張、騒動になっている。
5日に東京都内で行われた「ミス・ワールド2016」日本代表最終選考会で、インド系日本人の吉川プリアンカさん(22)が優勝した。吉川さんは今年12月に米ワシントンで開催される「ミス・ワールド」世界大会に日本代表として出場することになった。
吉川さんはインド人の父親と日本人の母親の間に生まれた。日本の国際結婚家庭の中でもインド系は2%ほどの少数派だという。
日本の英字紙ジャパンタイムズは「吉川さんは単に日本の美を代表するだけでなく、『純血論』に取りつかれている日本の先入観と戦った女性だ」と報じた。
昨年もアフリカ系米国人の父親と日本人の母親の間に生まれた宮本エリアナさん(22)がミス・ユニバース世界大会の日本代表に選出された。
吉川さんは受賞あいさつで「宮本エリアナさんがいなかったら、ハーフの女性が日本代表になることはなかった。宮本エリアナさんに勇気をもらい、この場に立つことができた。私は父がインド人であることを誇りに思っている。
インド人の血が流れていることも誇りだ。だからと言って私が日本人ではないということではない」と語った。
しかし、日本のネットユーザーたちは吉川さんが日本人を代表する美の基準には該当しないとして反発している。
日本のコミュニティー・サイトには「日本代表は純粋な日本人女性でなければならない」「外見が日本人と全然違う」「ミス・コンテストではなぜ相次いでハーフが選ばれるのか」などと吉川さんを非難する書き込みが相次いで寄せられている。
宮本エリアナさんがミス・ユニバース日本大会で昨年優勝した時も、日本のネットユーザーたちはその外見に対して非難の書き込みをした。
だが、「日本はまだ純血主義に陥っている」「ミス・コンテスト優勝者に対してばかり純血主義を強調するのは自制すべきだ」と指摘する声も一部にはある。
ある日本人ネットユーザーは
「米大リーグのダルビッシュ有選手や女優の宮沢りえさんなどスポーツ界・芸能界でハーフの日本人たちが活躍しているのに、ミス・コンテスト優勝者だけがハーフだと批判されている。黒い肌を持つハーフを批判するのは日本人の間違った認識だ」と書いた。
ダルビッシュ有選手の父親はイラン人だ。同選手はワールド・ベースボール・クラシック(WBC)などにも日本代表として出場、日本のプロ野球を経て現在、米大リーグで秋信守(チュ・シンス)と同じテキサス・レンジャーズでプレーしている。
チョン・ソンピル記者
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