【軍事/コラム】 韓国が目論む「2020年の核武装宣言」 〔日経ビジネス〕[08/25]at NEWS4PLUS
【軍事/コラム】 韓国が目論む「2020年の核武装宣言」 〔日経ビジネス〕[08/25] - 暇つぶし2ch5:ニライカナイφ ★@\(^o^)/
16/08/25 15:56:08.72 CAP_USER.net
>>4の続きです。
◇「宣言抑止」の効果は?
―韓国が「宣言抑止」したら、北朝鮮は核開発をやめるものでしょうか。
鈴置:その可能性は極めて低い。北朝鮮は韓国の核武装宣言に関係なく核開発と実戦配備を進めるでしょう。
 ただ韓国としては、米中が北の核武装をより懸命に止めるようになると期待できます。北東アジアの核ドミノの引き金になるであろう韓国の核武装は、米中ともに防ぎたいですからね。
 韓国はさらに、米中が北の核武装を阻止できなかった時にも、自分の核武装がより容易になると計算しているでしょう。
 韓国がある日突然に核武装したと宣言したら、世界から「北朝鮮と同じ危険な国」と見なされ、同様の経済制裁を受けかねません。
 北朝鮮と異なり、世界経済と連結度の高い韓国経済は危機に瀕します。
 一方、予め「宣言」しておけば、北朝鮮の核に脅される韓国の立場を国際社会も理解し、ある程度は同情的になると思われます。
◇「核シェアリング」も期待
―「宣言」しておけば、韓国の核武装を米国は許すということですか?
鈴置:それも分かりません。
 ただ、米国は原子砲弾など戦術核兵器の在韓米軍への再配備や、北大西洋条約機構(NATO)の一部の国との間で実施している「核シェアリング」を提案し、韓国をなだめる可能性があります。
 「核シェアリング」とは、例えば在韓米軍に航空機搭載用の核兵器を配備しておき、いざという時は韓国軍にもそれを使わせる、との約束です(「米国も今度は許す?韓国の核武装」参照)。
 使用する場合も米国の許可が要るので、厳密には「シェアリング」とは言い難い。でも、北への牽制力と韓国の安堵感は増します。
 それに、核武装を韓国に認めるのと比べれば「核シェアリング」のハードルは低い。米国では議論が始まっているようです。
 戦略・予算評価センター(CSBA)が2016年5月31日に発表した「Extended Deterrence in the Second Nuclear Age」もそれに触れています。関連部分を訳します。
・韓国が北朝鮮の核武装を相殺しようと決断した時、あるいは日本が台頭する中国に対抗する選択肢がないと判断した時には、核シェアリングを含む欧州と同様の仕組みを造ることも可能だ(34ページ)。
◇トランプも追い風に
―もし、米国が戦術核の再配備も「核シェアリング」も拒否したら、韓国はどうするのでしょうか。
鈴置:その時の米韓関係や、双方の政権の性格に左右されると思います。状況によっては米国の反対を押し切って核武装すると思います。
 「韓国の生き残りがかかった核武装だ。米国が何と言おうと核を持とう」との意見も出ています(「核武装して“奴隷根性”を捨てよう」参照)。
 「持ってしまえば米国も廃棄しろとは言わないだろう」との発想も、韓国にはあります(「10年後には『北朝鮮』がもう1つ?」参照)。
 共和党の大統領候補、トランプ(Donald Trump)氏が「日韓は自分で国を守れ。それができないというなら自分で核を持て」と発言したことも追い風になるでしょう。
 トランプ氏だけでなく、米国の安保研究者の中でもそうした意見が増えているのです(「一歩踏み出した韓国の核武装論」参照)。
※さらに続きます。


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