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【軍事/コラム】 韓国が目論む「2020年の核武装宣言」 〔日経ビジネス〕[08/25] - 暇つぶし2ch4:ニライカナイφ ★@\(^o^)/
16/08/25 15:55:18.84 CAP_USER.net
>>1の続きです。
◇命中精度が低くても……
―SLBMとそれを搭載できる潜水艦が核武装に必要なことは分かりました。しかし、韓国がそれらを持ったからと言って、核武装の準備を進めていると言い切れるのですか。
鈴置:ほぼ、言い切れます。SLBMは核弾頭を積むために保有するのが普通です。SLBMを含む弾道ミサイルは巡航ミサイルと比べ命中精度が低く、通常弾頭を載せたら効果が薄いからです。
 すでに韓国海軍は地上攻撃用の巡航ミサイルを持っています。潜水艦の魚雷発射管から撃てます。もし核武装するつもりがないのなら、これで十分。
 わざわざ命中精度の低い弾道ミサイルを撃つための垂直発射管を備えた潜水艦を造る必要はありません。
―巡航ミサイルに核弾頭を載せればいいのでは?
鈴置:その手もあります。しかし、巡航ミサイルは弾道ミサイルと比べ速度が遅い。弾着までに時間がかかるうえ、撃ち落とされやすいという難点があります。核弾頭を持つ以上はSLBMで撃ちたくなるのです。
◇SLBMはロシアから導入
―韓国はSLBMを持っているのですか?
鈴置:SLBMの開発も潜水艦の建造と並行して進めています。中央日報が報じています。「韓国型SLBMすでに開発中…4年後に実戦配備」(5月27日、韓国語版)です。ポイントを訳します。
・匿名を希望する軍高官が5月26日「SLBMの開発は国防科学研究所(ADD)が主導し、2020年を完成時期に定めている」と述べた。
・科学技術政策研究院(STEPI)のイ・チュングン先任研究員は「北朝鮮はロシアの地対空ミサイルであるS-300を応用してSLBMを開発した。韓国は対ロ経済協力借款と引き換えに得たS-400のコールド・ローンチ(cold launch)技術により、北よりも安定的な技術を確保したと聞いている」と語った。
 コールド・ローンチとは、潜航中の潜水艦からミサイルを発射する技術のことです。浮上してミサイルを撃つと敵に発見されやすいので、SLBMには必須の技術です。
 ミサイルを圧縮空気に包んで水面下から浮き上がらせ、大気中に顔を出した瞬間、エンジンに点火します。北朝鮮は8月24日にSLBMを1発、試験的に発射しました。
 4月、7月の試験に続くもので2016年に入って3回目です。「コールド・ローンチ」はできるぞ―つまり、第2撃能力は持った、と誇示したいのでしょう。
◇核弾頭は2年あればできる
―韓国は肝心の核弾頭は開発したのですか?
鈴置:それは分かりません。ただ、「韓国なら2年もあれば開発できる」というのが専門家の間の常識です(「ついに『核武装』を訴えた韓国の最大手紙」参照)。
―では、韓国はある日突然に「核兵器を持った」と宣言するのでしょうか。
鈴置:北朝鮮が核兵器を実戦配備するなど、状況が煮詰まったらそうするかもしれません。その前にも「こういう条件になったら持つ」と予め宣言する可能性もあります。
 専門用語では「宣言抑止」と言います(「米国も今度は許す?韓国の核武装」参照)。
 例えば、北朝鮮が5回目の核実験を実施したとします。その直後に韓国が「北が核を実戦配備したら、こちらも核武装する」と宣言するわけです。
 その際、韓国がSLBMやそれを搭載する潜水艦を持っていないと、宣言の「迫真性」に欠けます。
 核武装は口先だけではないぞと見せつけるためにも韓国は、第2撃能力を持つ必要があるのです。
 北朝鮮の核実験はだいたい3年に1度、行われてきました(「北の核実験」参照)。このペースなら、次回は2019年頃に実施と見られます。
●北朝鮮の核実験
回数   実施日     規模
1回目 2006年10月9日 M4.2
2回目 2009年5月25日 M4.7
3回目 2013年2月12日 M5.1
4回目 2016年1月6日  M5.1
(注)数字は実験によって起きた地震の規模。米地質研究所の発表による
 一方、先ほど引用したように韓国海軍はSLBMも、それを搭載する3000トン級潜水艦も、2020年の実戦配備を目指しています。5回目の核実験に何とか間に合わせたいように見えます。
※さらに続きます。


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