16/06/07 02:02:10.80 w9MEhKLB.net
対して、CMOSは、各画像素子毎にアンプを内蔵し、スイッチにより読み出す画素を指定するのが特徴。
汎用のCMOSとほぼ同じ製造工程で生産可能なため、専用のラインや独特の設計ノウハウが必要なCCDと比べて量産性に優れ(=安価にしやすい)、プロセスルール改善等による小型化もし易い。
また、読み出し画素はスイッチで指定するので、他の画素で余計な電力を使う必要が無く、省エネでもある。
ただ、照度特性がシビアで、暗いとすぐノイジーになるとか、各画素の増幅特性のバラつきが出るので、そこを補正する技術が必要とか、課題も多かった。
後、こういう問題もあった。
最初期のiPhoneは、よくカメラ画像が歪むとか叩かれたの知ってる?
これは、CMOSのスイッチによるもの。
感光したら一斉に全画素が反応、データ転送するCCDと違って、CMOSだとスイッチによって転送する画素が指定される。
だから、一枚の画像間でも、部位によってタイムラグが出るので、結果歪む。