【経済】日本から中国への直接投資が激減 人件費高騰で「世界の工場」終焉[2/20]at NEWS4PLUS
【経済】日本から中国への直接投資が激減 人件費高騰で「世界の工場」終焉[2/20] - 暇つぶし2ch219:<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´  )さん@\(^o^)/
16/02/21 01:05:54.67 H1TdAvZW.net
>>149
日中間の貿易収支が 日本側の6兆円の赤字で、日本が丸々6兆円損してると 本気で考えてるのか?
例えば、ある製品Aを中国から日本が輸入するとしよう。
これは日本のB社が自社ブランドで日本と一部米国で売るために 中国との合弁企業C社の工場で作る製品だ。
製品Aを作るには、大半の部品は中国内で調達できたとしても 一部は日本のD社が台湾子会社で作る部品を輸入して調達しないと作れない。
その台湾製の部品には D社の日本製基幹部品が必要だが、その利益率は極めて高い。
別の部品は 韓国のE社が日本のF社のライセンス契約を得て作った韓国製で、それも製品A製造には欠かせない。
E社はF社に特許権使用料 技術指導料を払い、F社指定の日本製の機械と日本製の素材や塗料を輸入して使うことを条件付けられてる。
そして E社が作る製品には タイ製の中間製品を組込むことになってるが、タイでこの中間製品を作ってるのは 日本のG社の現地法人だ。その中間製品の金型は 日本のH社に発注した。
そしてC社の中国国内での部品の調達先にも やはり日系企業は多い。
中国との合弁企業C社の工場は、高い技術水準を確保するために新設し 日本のI建築工房が設計を担当 シンガポールのJ建設の現地法人が施工した。J建設は日本のゼネコンと技術提携している。
工場で使う機械、事務機器の大半は日本製で、日本のメガバンクM銀行系の香港にあるリース会社N社が一旦輸入し、N社の中国拠点でC社に貸す形でリース料を得ている。
B社はC社から 製品1個あたり単位でデザイン料と企画料を取ることを引取り輸入の条件としてる。
各部品の流通にはD社系の物流会社 Dロジスティクスと総合商社のS商事の上海支店が関与し手数料も得ている。
部品と製品の海上輸送の大半は、日本のY海運が担ってる。
メガバンクM銀行は、B社  韓国E社 D社 Dロジスティクス F社 G社 H社 I建築工房 J建設 S商事 Y海運の全てと、融資 貿易金融 コンサルティングで取引関係にある。
特にC社の工場建設資金の大半はM銀行が融資した。
S商事は関連会社の現地法人を通じて C社工場での従業員用食堂の運営や人事管理・給与計算事務の受託事業にも参画している。
中国の合弁企業C社 D社の台湾子会社 G社のタイ法人 香港のリース会社N社は皆 今期業績が好調だったため、それぞれ日本の親会社に配当金を支払った。
この製品Aを日本が中国から輸入するに当たって 日本から中国へ輸出したモノは一つも無い。
では日本は 丸々 大損をしただろうか? 中国は製品Aの代金分が丸儲けだったんだろうか?
因みに、日本は韓国 台湾 タイ 香港に対しては貿易黒字だわな。


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