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2002年9月17日の小泉第一次訪朝直後、雑誌『婦人公論』の鼎談で
伊豆見氏は次のように述べている。氏の“社会観”がよく現れたやりとりである。
伊豆見 9月17日に、北朝鮮はニュー・バージョンを示したわけです。
田丸(美寿々) じゃ、これから変わると?
伊豆見 そこが問題なんですね。北朝鮮が変わるかどうかの前に、
われわれがどう見るかが大きいわけです。少し突き放して見たら、北朝鮮が「新しい北朝鮮に生まれ変わりたい」
という意思表示をしていることは間違いないんですが、他の国の多くは、
額面通りには見ない。みんな「嘘だろう」と見ている。過去の行動があまりにも悪かったからね。
田丸 何かまだ信用できないですよ。
伊豆見 そう、だから、せっかく変わりたいと思っていても、
周りが「ダメだろう」と信用しないと、なかなか変わる気が起きないじゃないですか。
つまり、金正日は、ようやく更生の道を歩み出した元・非行少年のような存在で、
うまく更生できるかどうかは、周りの態度に掛かっている、
なかなか更生できないとすれば、それは周りの冷たい視線のせいだ、
といういい加減な弁護士顔負けの「悪いのは社会」式すり替え論法である。