16/01/06 22:56:25.61 3bCp8IuN.net
>>643
あいよ 待たせたな
マレーシア「日本を反面教師にして中韓に学べ!」
■衰退する日本と「先進国時代」の終わり 久保 孝雄
マレーシア元首相のマハティールは、かつて「ルック・イースト」を掲げ、日
本を手本にする運動の先頭に立ってきたが、最近はその対象を日本から中国、韓
国に切り替え、日本を失敗の経験から学ぶべき「反面教師」の対象に変えてしま
った。昨年11月のアメリカ大統領選挙で、共和党候補のロムニーは「日本のよう
な衰退国になってはならない」と説き、李明博韓国大統領も竹島上陸(8月)後
の記者会見で「今の日本には昔のような力はない」と語っていた。
ここ20年、日本が衰退の一途をたどっていることは明らかである。1968年いら
い42年間も維持してきた国内総生産(GDP)世界第2位、アジア第1位の座を、
2010年に中国に明け渡したが、1人当たりGDPでも80年代までの世界上位から
現在は25位(11年)に落ち、アジアでもシンガポール、香港、台湾(いずれも中
華圏)に次いで第4位に後退、5位の韓国に迫られている(PPPベース)。
ではなぜ日本は衰退しつつあるのか。多くの論者は、日本の危機を内在的要因
に求めている。少子高齢化、人口の減少、「失われた20年」と呼ばれる経済の長
期低迷、GDPの縮小、所得水準の低下、雇用の量質両面での劣化、格差の拡
大、そして深まる財政危機等々、日本衰退を示す指標は数多くある。東日本大震
災による深刻なダメージ、とりわけ史上空前の放射線被爆をもたらした原発事故
は日本衰退を加速している。
とくに問題なのは、こうした危機的状況が続いているにもかかわらず、高度成
長期までの国家目標を喪失したまま、バブル崩壊以降の新たな国家戦略を描けな
い政治的リーダーシップ不在と、それによる社会的閉塞状況が続いていることで
ある。
URLリンク(www.alter-magazine.jp)