15/11/09 09:40:10.22 8spL96+w.net
>>1のつづき
当時、京畿道一帯は東豆川(トンドゥチョン)と坡州(パジュ)を中心に、駐韓米軍が大挙駐屯して
いた。これらは性欲を解消するために基地村周辺で性売買をして、自分たちが性病に罹れば
戦闘力が低下するという理由から、米軍側が韓国政府を相手に徹底的な性病患者の管理を要求
したというのである。
これは厳然とした違法だが、当時経済的困難にあった我が国は性売買女性がドルを稼いで国家
の経済発展に貢献するという理由から、これを積極的に受け入れて基地村の浄化対策に総力を
尽くした。
米軍側の要求と政府の支援で監禁されて、強圧的な性病治療を受けなければならなかった
性売買女性は、モンキーハウスに入ると無条件で注射(ペニシリン)を打たれたと伝えた。
その注射を打てば我慢できない痛みはもちろん、酷い場合には全身がパルルと震え、一部の女性
は急性ショックによって30分後に死亡する事も茶飯事だったと話した。
また、全北(チョンブク)群山(クンサン)に位置する小さな村は一般人は出入りする事はできず、
ただ米軍だけが利用できる『アメリカタウン(淪落タウン)』があった。 ここは現在廃墟になっていて、
番組製作スタッフがその内部を詳しく見るとおびただしい数の3坪余りの小さな部屋が数多くあり、
なんと600以上の部屋の中に売春婦が集まって住んでいたと話した。
さらに衝撃的な事実は当時の『アメリカタウン』を設立して管理した者は、5.16クーデターの中心
勢力で中央情報部幹部を務めた白泰夏(ペク・テハ)大領(大佐)だった。 性売買女性を利用して
快楽新都市を作り、米軍を相手に営業してドルを稼いで国家経済に貢献したという理由によって、
政府から免税恩恵とさらには大統領表彰まで受けたという事実が信じられなかった。
政府の支援に乗って、米軍にきれいな性を提供するために設立された『モンキーハウス』。 貧しい
時代の夢多き10代の少女は職業紹介所を間違って訪ねて行き、英文も分からないまま悔しくも
性売買店に売られた後米軍政府から、そして政府から、保護どころか人権侵害を受けて暗い人生
を送らなければならなかった。
当時の基地村の性売買女性は、政府からそっぽを向かれたまま暗い人生のトンネルを通って
病んで衰えたハルモニ(お婆さん)になった。これらの濡れ衣を少しでも解く事はできないのか、
昨年の6月25日に122人の基地村のハルモニは国家を相手に訴訟を起こした。
>>3につづく