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朝鮮日報日本語版 10月17日 8時7分配信
朴槿恵(パク・クンヘ)大統領は15日(現地時間)、米商工会議所で開かれた「第27回韓米財界会議」に
出席し、「韓国が環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)に加盟することになれば、(韓米)両国企業により
多くの利益をもたらすことができるだろう」と述べた。朴大統領はスピーチで「TPPのような大規模な自由貿易協定
(FTA)拡大と世界貿易機関(WTO)などの多国間貿易体系強化にも、両国は緊密な協力体制を築くべきだ」と
語った。日米など12カ国が5日にTPPで大筋合意した後、朴大統領が韓国の加盟意思を公の場で表明したのは
今回が初めてだ。
朴大統領はこの日、米戦略国際問題研究所(CSIS)でのスピーチでも「韓国は先週発表されたTPP大筋合意を歓迎する」
「韓国は既にTPP加盟10カ国とFTAを締結しているので、TPPにおいても自然と米国のパートナーだと思っている」と
語った。このスピーチは米国内の世論をリードする有力な人物が250人が聞いていた。
しかし、TPPという言葉は16日にホワイトハウスで行われた韓米首脳会談の正式議題にはなかった。
韓国大統領府関係者は「まだ韓米首脳会談の議題に上がるほどは両国間の協議が熟していないため」と説明した。
その代わり、実務担当者レベルでは「関連事項について努力を続けていく」という話が行き交い、両国政府が
同日採択した共同声明書(Joint Fact Sheet)にも「TPPと関連する韓国の関心に米国側が歓迎の意を表明した」
などと反映された。ただし、「これといった結果が出るにはまだ早い」というのが大統領府関係者の話だ。
韓国政府関係者の間からは「早ければ今月末にもソウルで行われる韓中日3カ国協議や二国間会談でTPPが
取り上げられるだろう」との見方も出た。TPP大筋合意後、日本ではTPP加盟を模索する韓国に対し
「貿易障壁をなくせ」という要求が出始めている。
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