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Aさんは夜勤や週末勤務をしても収入は増えず、「未練なく」韓国を後にしたという。
収入や住環境の好転のほかに、現在は午後5時には退勤でき、「夜の飲み会」を強いられないことが強調されている。
両親はAさんの帰国を望んでいるが、「同じように働いても、韓国では絶対にこうは暮らせない」と、
いまのところ帰国の意志はないという。
病院でマッサージ治療などの仕事をしてきた30代の理学療法士のケースも描かれている。
オーストラリアに向かったが、最低賃金が韓国の2・5倍という労働環境のよさだけでなく、
韓国では「単なるマッサージ役」と見下される「偏見」が「移住」を決心した動機の一つだったという。
「外国に比べてウリナラは…」日本への帰化も3200人超
これらは極端なケースではない。
筆者もソウルで短期間生活したが、街中のレストランで昼食をとっていると、
OL風の若い女性グループが漏らす嘆き節をよく耳にした。
女性らは「海外のどこそこに行ってきたが、どこそこはよかった。それに比べてウリナラ(韓国)は…」
というため息とともに、「海外で暮らしたい」と続ける。
こういった言葉を口にするのは、1組や2組ではなく、耳にする話題の主流といっていいのが、
こうした「自国への不満」と「海外への憧れ」だった。
韓国人の知り合いの中にも、海外の大学で教えていたり、海外の病院で看護師をしていたりする30、40代がいる。
前出の記事では、2013年から今年7月まで、韓国国籍の放棄者は5万2000人以上に上るとの統計を紹介。
年間平均1万9000人に上る計算になる。
新たに選択した国籍のうち、2万人を超え最も多いのが米国。
カナダ、中国と続き、日本への帰化者も4位の3200人超を占めるという。
一方、同時期に韓国に帰化した外国人は約2万9500人。
「韓国国籍を捨てる」人の数が倍近くに上るため、記事は「韓国社会が競争力を失っていく指標だ」と憂慮を示す。
続けて韓国は、所得や財産といった物質的生活の質より、健康や教育、社会的関係といった精神的生活の質に対する
満足度が低いとする経済協力開発機構(OECD)の調査を引用。
努力してもいい暮らしに上っていけない「階層のはしごの崩壊」が背景にあるとの専門家の分析を挙げた。
セウォル号事故で矛盾が噴出、「ヘル朝鮮」って?
《(海外に)飛び出せるのは、うらやましい》
《どうすれば(移住)できるか教えてください》