15/07/22 22:16:30.89 .net
2015年7月20日、中国人の海外渡航がますます自由化する近年。米国に旅行したり、果ては移民したりするケースは
ますます増えている。「充実した福利制度」「誰にも等しくチャンスの与えられた公平な競争社会」「差別のない社会」などの
イメージを持ち、米国を夢の国と考えて移り住む者も多いが、それは残念ながら誤解だと言わざるを得ない。
中国メディア・網易(NETEASE)はある中国系米国人の声をとりあげ、「米国に移民した中国人の大多数が死ぬほど
後悔している」と紹介した。
1)米国のパブリックイメージにだまされている
「民主、法制、人権、福利が守られた自由の国」。米国が発信するそんなイメージを盲信してしまった人は、移民後に
幻滅することになる。実際問題、どの国にも長所と短所がある。中国にももちろん、米国が持たない長所がある。
すべてを備えた完璧な国などこの世界のどこにもないのだ。
2)失って初めて祖国の良さに気づく
生まれてこのかた、外の世界を知らずに「祖国は何もかもが劣っている」と思い込んでいた人は、祖国を離れて初めて
故郷の良さを知る。自国のすばらしさは、戻れなくなってこそさらに恋しいものとなる。
3)死ぬまで中国人として扱われる
米国の永住権をとろうが、帰化しようが、周囲の誰からも真の米国人とは認めてもらえず、いつまでも中国人として扱われる。
米国に生まれ育った正真正銘の米国人からすれば、移民は彼らの就業機会を奪い、よそ者のくせに米国の福利を
享受する邪魔者である。
4)移民しても自分の中身はいつまでも中国人である
米国に移民したからといって、自分の内面までもが米国人に生まれ変わるわけではない。ものの考え方や価値観は
何も変わらない。書面上の身分を変えても、ルーツを中国に持つ自分が変わることは永遠にない。
5)米国に比肩するほど祖国も強国になった
中国はもはや米国に肩を並べ、時にはその存在を脅かすほどの大国になった。いまどきの時代、米国に移民したからといって、
生活水準がガラリと夢のように変わるわけではない。
6)米中関係に問題が生じたら、やはり中国の肩を持ちたい
米国に憧れ、住みかを米国に移しても、もし米中関係に問題が生じたら、やはり中国の味方でいたいという板ばさみの
心理に苦しむことになる。米国が中国を軽んじたり、侮辱したりするようなことがあれば、その愛国心は逆にかきたてられることになる。
それは自分の両親が蔑まされた時の気持ちと同じだ。
7)米国の民主は、すべての人にとっての民主ではない
米国が掲げる民主、自由、人権…これらは一部の人々だけに保障されているものだと、移民してから気づくだろう。
すべての人に平等に与えられた自由など存在しなく、自由とは限度や制限のあるものである。また、黄色人種は
下等人種と見られており、いつ命を奪われてもおかしくない存在なのである。
(翻訳・編集/愛玉)
レコードチャイナ 2015年7月22日(水) 7時26分
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