15/07/05 22:24:11.86 .net
(画像:世界文化遺産登録を待つ、長崎市の旧グラバー住宅)
URLリンク(www.sankei.com)
政府は5日も、ドイツ・ボンで開催中の国連教育科学文化機関(ユネスコ)世界遺産委員会で「明治日本の
産業革命遺産」(福岡など8県)の審査が延期されたことを受け、情報収集と調整作業にあたった。
岸田文雄外相は4日夜、外務省内に斎木昭隆事務次官や伊原純一アジア大洋州局長ら幹部を招集。
ボンの担当者らとやり取りをしながら深夜まで対応を協議、引き続き韓国側と交渉を進めるよう指示した。これを受け、
外務省職員は5日まで徹夜で調整を継続。韓国側との交渉で状況改善への期待感が徐々に広がりつつある。
岸田氏が異例の休日出勤をしたのは、世界文化遺産登録への対応が回復の兆しが見えた日韓関係を
根底から揺るがす恐れがあったからだ。外務省関係者は「韓国との調整がこじれれば、日韓関係は危機的な
状況になる」と警戒していた。
また、岸田氏は、先月21日の尹炳世(ユン・ビョンセ)外相との外相会談で世界文化遺産登録での協力で
合意したことを、安倍晋三首相と朴槿恵(パク・クネ)大統領の首脳会談の足がかりにしたかった。
「決裂は外相会談の成果を根底から覆す」(官邸筋)だけに、韓国側に冷静な対応を求めている。
産経ニュース 2015.7.5 20:56
URLリンク(www.sankei.com)