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2015年5月17日、韓国・聯合ニュースによると、韓国の若年就職難がさらに深刻化しており、大卒新入社員の雇用競争率は大企業、中小企業ともに上昇している。
韓国経営者総協会は全国377社の企業を対象に「2015年の新入社員採用の実態調査」を行った。
その結果、今年の大卒新入社員の就職競争率は平均32.3倍となり、2013年の28.6倍よりも上昇。
規模別では、大企業の雇用競争率が35.7倍となり、6.6倍の中小企業に比べはるかに高かった。
段階別に見てみると、新入社員100人応募当たりの書類選考合格者は49.2人、面接選考対象者は16.0人、最終合格者は3.1人(2013年は3.5人)だった。
この報道に、韓国のネットユーザーから多くの意見が寄せられている。
「結局、大卒100人中97人は就職先がないということか」
「最終合格者の3人の中にはコネ入社も含まれる」
「32.1倍だって?実感は100倍くらいだ」
「残念なことだが、これが韓国の現実だ」
「ちょっと大学を減らす必要があるんじゃないか?」
「大学には行かずに、高卒で技術生産職になるのが良い」
「韓国はあまりにも大学が多すぎて、レベルの差も大きい。単に大卒を基準にしてはいけない」
「就職難は企業によってもたらされた。非正規職労働も完全に企業のための仕組み。すべては企業中心に回っている」
「良いところに就職するためには、良い大学に入って多くの資格を取らなければならない。そのためには実力も必要だが、家に金がなければそれも不可能だ。負の連鎖が教育にも見られ、上下二極化が進んでいる」
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