【神奈川新聞】坂本弁護士一家殺害、オウム事件の原点語り継ぐ…意見が違う人を許さない風潮、ヘイトスピーチに通じる[03/21]at NEWS4PLUS
【神奈川新聞】坂本弁護士一家殺害、オウム事件の原点語り継ぐ…意見が違う人を許さない風潮、ヘイトスピーチに通じる[03/21] - 暇つぶし2ch2:ダーティプア ★@\(^o^)/
15/03/21 12:20:05.16 .net
■捜査
なぜ、殺されなければならなかったのか。裁判では、面会の報告を受けた松本智津夫死刑囚が「将来教団にとって非常な障害になるから、
ポア(殺害)しなければならない」と指示していたことが明らかになっている。
教祖の指示を受けた教団幹部6人は坂本弁護士と妻都子さん、当時1歳の長男龍彦ちゃんの寝込みに襲いかかった。都子さんの「子ども
だけはお願い…」との懇願は無視され、全員の命が奪われた。遺体は新潟、富山、長野県の山中に別々に埋められた。
突然姿を消した一家の救出運動を始めた同僚弁護士だったが、都子さんと龍彦ちゃんは教団に拉致され、坂本弁護士は脅されている、
と考えていた。
殺害が明らかになるのは地下鉄サリン事件後に警察による強制捜査が行われてからだった。事件から遺体発見まで5年10カ月の歳月
を要した。
地下鉄サリン事件被害対策弁護団の事務局長を務める中村裕二弁護士は、坂本弁護士事件で警察が積極的に動こうとしなかったため、
教団は犯行をエスカレートさせていったとみる。行き着く先が94年の松本サリン事件、そして地下鉄サリン事件だった。
中村弁護士は「警察がもっと早く強制捜査をしていたら、地下鉄サリン事件は防ぐことができた」と唇をかむ。「オウムは全国に拠点があり、
神奈川、山梨、長野県警だけでは対応が難しかったのだろう」
■教訓
事件から導きだされる教訓は何か。小島弁護士が言葉に力を込める。
「違う意見に耳を傾けず、敵視する。それがどんな人間をつくってしまうのか。それはオウム真理教が世の中に示した」
オウムを生んだ土壌は今も変わらないという思いは年々強まってもいる。
「意見が違う人を許さない風潮は、以前よりひどくなっている。例えば、インターネットで交わされる言説。気にくわない意見があったとき、
議論をするよりも個人を特定して、個人攻撃を加えようとする。それは特定の少数民族の排斥を唱えるヘイトスピーチ(差別扇動表現)
にも通じる」
では、事件を繰り返さないためにはどうすれば。
「彼はオウムをつぶそうとはしていなかった。信教の自由は守るとまで口にしていた。意見や価値観の違いを認め合うことを大切にしていた。
その気持ちを語り継ぐことだ」
後輩が残した言葉が胸奥に響いて、やまない。


次ページ
続きを表示
1を表示
最新レス表示
レスジャンプ
類似スレ一覧
スレッドの検索
話題のニュース
おまかせリスト
オプション
しおりを挟む
スレッドに書込
スレッドの一覧
暇つぶし2ch