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蔚山(ウルサン)近海で13日、原因不明の寄生虫のアニサキスが多量に発見されたことがわかった。アニサキスは蔚山
蔚州郡西生面(ウルジュグン・ソセンミョン)と東区大王岩にいるウミタナゴなどの魚からも多量に見つかった。
医療専門家らは、アニサキスには治療法がなく、刺し身を食べるのを控えたり、火を通してから食べることを推奨している。
国立水産科学院は、「それぞれの魚を確認したところ、アニサキスに属するブリ糸状虫」との所見を発表した。
水産科学院はアニサキスと呼ばれるこの寄生虫が最近の水温の上昇で魚の活動が活発になったことで本格的に数を
増やし始めていると分析した。
アニサキスはプランクトンのように卵の状態で海中を漂い小魚に捕食され、最終的に食物連鎖の最高位にあるクジラに
到達するとされる。したがってクジラの刺し身を食べると同じ哺乳類である人間の体内に浸透する可能性も高いという。
医療界によると、アニサキスは胃壁を食い破り、腹痛と嘔吐、胃けいれなんなど激しい苦痛を誘発する。
医療専門家らは「できれば魚が生きている状態ですぐに刺し身にして食べないようにし、寄生虫がいると疑われるなら
必ず火を通して食べるべき」と強調している。
ソース:中央日報 2015年03月15日11時31分
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