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レストラン従業員は高齢の韓国人が席を独占し、料金を支払っている他の顧客が座れないために失望すれば、ビジネスにダメージになると主張している。
「ここはマクドナルドだ。高齢者センターではない」とマーサ・アンダーソン(Martha Anderson)ゼネラルマネージャーはタイムズ紙に訴えた。グローバル企業であるマクドナルド社は、このような微妙な問題を認識していた。
「これは本当に難しい問題だ」とマクドナルドの広報担当者、リサ・マコーム(Lisa McComb)氏はタイムズ紙に語った。
「店では、長い間、これらのお客様を歓迎してきた。しかし、高齢者の韓国人が店内で長時間滞在することは、マクドナルド従業員との軋轢につながっている」と語った。
キム議員が仲介する前に、クイーンズの一部の韓国人は年長者への対応に抗議して、同地区のマクドナルドのボイコットを呼びかけていた。
「高齢者を犯罪者として扱うべきではない」とニューヨークの韓国人父母の会(Korean Parents Association of New York)のクリスティン・コリガン(Christine Colligan)さんは、フラッシング地区の飲食店外で抗議活動中に述べた。
「高齢者は尊重されるべきである」としてコリガンさんは「人種差別」のマクドナルドを非難し、2月にマクドナルドの世界的なボイコットを呼びかけた。
「あなたなら祖母に対して警察を呼ぶだろうか」とコリガンさんはタイムズに語った。
「韓国人の高齢者や親世代を犯罪者のように取り扱うのなら、それは韓国人全体に対する侮辱である。韓国人の高齢者は戦争の余波を克服し、世界のトップ10の1つにまで国の経済力を高めてきた。
彼らは尊敬に値する」と同団体は声明で主張している。
韓国系米国人の活動家テレンス・パーク(Terence Park)さんは、マクドナルドの韓国人高齢者を「犯罪者」のように扱うべきではないと不満を語った。
「彼らはおじいちゃんや、おばあちゃんである。もっと理解する必要がある」とパークさんはクロニクルに語った。「多くのお金も持っていないが、集まる場所を必要としている」とパークさんは付け加えた。
暖かい夏の間、韓国人たちは公園に集まることを好むが、冬には公園にはいられず、集まるための快適な場所がない。
「かつて、父はマクドナルドでぶらぶらしていた。そこは父の日常生活の一部だった」とパークさんは言った。
地元法務局の警察官で、彼女自身は韓国系米国人のヒジン・パークダンス(Hee-Jin Park-Dance)さんは、警察や周囲の人がフラッシングの多様なコミュニティでの社会文化の変化を理解する必要があると認めた。
「韓国などのアジア文化では、年長者が尊敬される。年長者を見かければ立ち上がって、すぐに席を代わる。それは尊敬の念を表わしている。コミュニティを知る必要がある」と彼女はタイムズ紙に語った。
ニューヨークの韓国・米国ビジネス協議会ヨンジン・キム(Young Jin Kim)会長は、「年長者の尊重は深長かつ重要である」として、財務事項に優先することを示唆した。
ただし、すべての韓国人が(ニューヨークでもソウルでも)ファーストフードのレストランに長時間滞在する高齢の同胞に共感しているわけではない。
韓国の英字紙コリア・タイムズは、フラッシングの若い韓国人の中には、多くを購入することなく韓国人高齢者がマクドナルドで長い時間を過ごすのはシステムを悪用していると思っていると述べた。
「マクドナルド店は有名であるが、評判は悪いと言うべきかもしれない」とフラッシングのキム・ジスン(Kim Ji-sun)さん(27歳)はコリア・タイムズ紙に語った。
「店内に入ると一目で、一群の高齢の韓国人たちが店内のかなりの広さを占有しているのがわかる」と述べた。
また、別の若い韓国人のスル・ジハエ(Sul Ji-hae)さんは「私は混雑を避けるためにランチタイムの30分前に店に行く。カウンターの前に行列はないが、空席はない。いつも大半を占めているのは韓国人の高齢者だ」とコリア・タイムズに嘆いた。
(続く)