【籠城中の風呂ｶﾋﾞ】ｱﾚｵﾚ界の47歳児ﾔﾓﾄﾎﾟﾀｸのSSを皆で考える【いろいろ限界M尾も見捨てるﾌ1620号】

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【籠城中の風呂ｶﾋﾞ】ｱﾚｵﾚ界の47歳児ﾔﾓﾄﾎﾟﾀｸのSSを皆で考える【いろいろ限界M尾も見捨てるﾌ1620号】 - 暇つぶし2ch493:し上がり気を良くした彼のゲスな勝利宣言なのか？あるいは「セカイ系」否定宣言なのか？あるいは逆に「セカイ系」の進化を意味するものなのか？？いずれにせよ、穿った見方かも知れないが、このような宣言をしれっと吐ける無防備な新海誠には、まだ「セカイ系」のアイデンティティが、童貞のアイデンティティが残っているのだ、と僕は察知した。僕は彼の叫びが、「もっと僕に優しくしてよ！認めてよ！」と叫ぶ碇シンジと、それを生暖かく「おめでとう」と拍手する大衆の構図、そう、あの『エヴァ』の最終話に見えてしまうのだ。「僕はここにいていいんだ！」だから、これこそ「セカイ系」なのだ。それは決して成功者の驕りではない。「もうこの先作れなくなったとしても、これだけはやらせてくれ！」という、彼の「遺言」なのだ。だがしかし、アニメはもう「セカイ系」を描けなくなったし、「セカイ系」を必要ともしなくなった（『エヴァ』をも必要としなくなった、とまで言いたい）。僕にとってはそれを一種の「青春の終わり」と感じてしまう。最初観た時流した涙の半分は、その感慨なのだろう。それも自覚していた。僕は「セカイ系」の死に涙したのだ。

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