19/10/02 01:02:19.60 VJbb2liA.net
古代から農耕民族である我々日本人は動物性の油はもちろん、
植物油だって使わずとも十分調理はできていたわけです。
竹串に魚や野菜を刺して、焚火や囲炉裏でじっくりと焼き上げる。
これでもう十分に素材の味を引き出し、脳が「これだ！」と感じる
味になるわけです。いわゆる、「土産土産」という事ですよね。
それでもどうしても油分が欲しい時、そんな時今の日本人が忘れている事、
そう我々人間は自分自身が体から油、すなわち皮脂を絶えず出し続けているわけです。
あ、この料理には少し油分が欲しいな･･･もう少し油を足した方がいいな･･･
そんな時は２、３日風呂に入っていない頭の髪の毛を一撫で、ぐるーーーんとやれば
手の平に自然から生まれた脂分がたっぷり付いているわけですよ。
これがすなわち「土産土産」という事ですよね。
そうして作った料理を息子達や娘達、時々は我が家の食事に参加して頂いている彼女さん、
そして何と孫までも「うまい、うまい」と食べてくれている。
この瞬間にたまらない幸福感を感じる事は決して必然でもあれば偶然でも無いわけです。
はい、左様なれ。