18/03/15 00:33:20.15 aJjcqWcT0.net
顧問弁護士と顧問先との関係は別に一対一の関係じゃないし、そもそも雇用契約ですらないのだから、解雇という言葉が出てくる時点でちょっと……。
顧客とりわけ私企業の側は複数の弁護士と顧問契約を結んで日常的な法律サービスを受けつつ、訴訟に発展するような重大な問題が起きた時には、
さらに個別に訴訟に関わる委任（準委任）契約を結んで、訴訟行為等を一任する。
弁護士の側も月額1万～数万円程度で複数の私人や企業と顧問契約を結び、場合によっては数十の顧問先を持つこともある。
乱暴に言ってしまえば、顧問契約は弁護士と顧客の双方が普段から伝手を作っておくための方便であって、上位者である顧問先に顧問弁護士が
一方的に奉仕するような関係がある訳じゃないのに、ここで話題になるような小説では娘の一声で「アンタのお父さんクビね」となる不具合。
このネタはマクロススキー君が大好きで、アンチ・ヘイトSSの感想欄で「葉山父は顧問弁護士クビですね！ｗ」とはしゃいでいて頭が痛くなる。