15/08/30 17:33:30.18 S3IiLg4V0.net
>>このテレパシーが、実を言いますと一番怖いのです。
なぜなら、テレパシーが聞こえている患者は、テレパシーの言うことを１００％信じるからです。
これは、テレパシーがまったくデタラメな事を言っても、心の底から信じます。
そのため、テレパシーを信じて行動をして、犯罪の引き金になる事もあるのがテレパシーの怖さです。
このようなテレパシーは、１つの妄想によってテレパシーが聞こえると考えられています。
テレパシーが聞こえる源は、患者本人の記憶と感情からテレパシーが作られます。
このため、テレパシーが聞こえた当初は、本人にとって非常に説得力があるテレパシーが聞こえます。
何と言いましても、テレパシーから聞こえてくることは、本人しか知らない事を言ってくるのです。
テレパシーが聞こえている統合失調症の患者は、テレパシーと会話をする事が多いです。
これは、テレパシーで聞こえてくるものが、自分の周りの人の声がテレパシーとして聞こえるのであり、テレパシーの中では日常の会話となります。
当然の事ですが、テレパシーは自分の意識中にあるので、自分自身でテレパシーを作り出しているのです。
もちろん、テレパシーは自分のすべてを知っているのは、当たり前の事ですが、患者はその事を区別できなくてテレパシーの事で悩んだりします。
ただ、自分にテレパシーが聞こえるのは、自分自身が特別な存在であると信じているのです。