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野比のび犬
自分自身に向き合ったカヴァー・アルバムを作ってください
2019年8月6日
形式: CD
柴田淳さんは1976年生まれなので、当方と同世代。
だからこそ言いたいのですが、同世代としてカヴァー曲のラインナップが、何1つとして共感できません。
前のカヴァー作もそうだけど、これらの音楽は、若い頃に心の支えのようにして熱心に聴いていた音楽ですか?
(若い頃にスナックで働いた経験でもあれば、話は別だとは思うが)
本当は、後追いの音楽をテレビやラジオで聞きかじった程度のものでしょう?
だからこそ歌唱表現が、薄くて軽い。
オリジナル・アルバムでチラッと見せる情念はどこにもねえんだぜ。
お爺さんの相手じゃなく、自分と同世代の人たちの方を向いて、
素直に、ご自身を形成した音楽をカヴァーされた方がいいと思います。
柴田さんの思い入れのある時代(思春期~)は、1980年代の後半から1990年代でしょう?
バンドブーム、渋谷系、V系、Being系、小室系。
大きくは目立たなかったが、シンガー・ソングライターもいた。
1990年代は豊かだった。
その時代から選曲したら、おのずと歌唱に特別な感情が入り混じってしまうから、聴き応えも出るはず。
それにしても、レコード会社の無能さは罪深い。
こういうバカバカしいほど安易な企画モノは、頭にくるよ。