22/08/05 22:30:19.52 x+a0CgP0.net
ー君が言いたいことを少し手助けしていいかな?何が言いたいのかわかる気がするから。
君達のようなバンドには常に成長し進化続ける絶え間ないエネルギーや願望があるものだ。
たとえ、僕みたいなファンみんなが、もう少しだけゆっくり変わって欲しいと願っていてもね。
けれど、ある程度の地点まで来るとバンド自身も成長するプロセスに疲れてきて、
最終的に一つの道しか残されてないと気づくんじゃないかな、
『今俺達はバンドとして以前より遥かに上手く演奏できるようになった、よし、ただファッキン上手く演ってやろう』って?
「オーケー、君は俺より上手く言ってくれた。まさに君の言う通りで、
それは今作に関わること全体に言えることなんだけど─特に今作で新しくなるライブショーとか、
俺達はリアルな瞬間を目撃できる感じのものにしたくてさ。
“Happiness”は、構成なんて考えずに一つの部屋に大勢で集まって、お互いの目を見ながらジャムセッションを繰り返して生まれたんだ。そういう方法で曲を作ったのは久しぶりだったんだけど、この曲や今作は、そこで起こっている瞬間を捉えたようなものにしたかった。
いかにも作り込まれたようなものにはしたくなかったから、プロデュースもやり過ぎないようにしてね。
1日ちょっとで”Happiness”はできたんだけど、これは俺達がただ楽しんでる曲。
君にも話したと思うけど、俺はアートにおいて可能な限り少ないテクノロジーで作られた素晴らしいものを人々は切望してると思っていて。
例えば、映画監督のポール・トーマス・アンダーソンに100メートル競走の映画を作ってもらう必要はないのさ。
素晴らしいものを見たかったら、その凄い選手が走ってるありままの姿を見るだけでいいんだよ」