20/05/25 00:38:49 tYH5crH4.net
「2018年にリリースした“A Brief Inquiry~”はもっと一貫性があって、
タイトルもとても単純明快なものだった。
エッセイみたいなタイトルにして、
アルバムの意図が理解しやすいように枠組みを与えたんだ。
“Notes On A Conditional Form”は完全に反対だ。
全く意味をなさない、わからないタイトルなんだ。
このアルバムにはいかなるルールもない。全くね。
勝手気ままで凄く長いし、凄く曲がりくねっているんだ。
何か自我が明瞭にあるアルバムじゃないし、
何かのフリをしていたり、何かになろうとしているわけでもない。
こういうモノだと意見を述べようとしてるわけでもない。
自由奔放なアルバムなんだ。
そして結構謙虚さもあるアルバムだよ。
エゴが全くないわけじゃないけど、もっと良い意味で自己愛やセルフケアが強いんだ。
例えば初期の頃の曲の”Love Me”とかさ。
あれはとても自己陶酔についての曲で、
それを俺のやり方で対処したものでもあって、
それがポップ・カルチャーの中でどう現れるかを誇張して表現したものだった。
ああいうエゴはもう俺の音楽にはあまり多くはないんだ」