15/08/09 16:06:32.38 aW7JZafT.net
音楽を聴くときに1音の強度、ソリッドさ、1音の選択性、歌詞の選択性
1音のインパクト、て気になる。1音1音の流れが楽曲になるわけで、
1音1音とその流れが問題だっていうのはそういう意味になる。
1音1音がアンサンブルとしてリズム全体となったときに同じ視点で
視るとまた視えてくるものがある。
また同じことを言い換えれば音として何を選択し何を削ぎ落すか。
それでいうと、①60-70年代と②80年代以降とを比べ、どういう変化が
ロック音楽に生じたか視えてくる。
1.Zepなどを継承したかの外見でただに音を大きくすれば音のソリッドさ
が得られるという勘違い。
2.音質やアレンジや楽器で新しいものは次々生まれる。しかしメッセージ
を細かに聴いて行けばかつてのロックにあったものを焼き直してるだけという
のが分かる。>>15が挙げた「Tears For Fears - Songs From The Big Chair」
とか聴いてて、こういうメッセージはもう聴いた。音は新しい。しかし
1音1音の強さやソリッドさ、アンサンブルの強さは徐々に時代を経るごとに
消えて行った。
3.Zepやストーンズやその他諸々の音源が古典でありながらいまだに新鮮で
ある理由の一端がここにある。