24/06/28 16:27:05.67 K5R9GKA0.net
>>270
それなら勝彦が吹き替えた若山富三郎の吹替は誰が適任と思われる?
ソフト版と同じ藤本譲かな?私なら大平透や加藤精三、大塚周夫、飯塚昭三、内海賢二、小林清志、小林修を推すね。
勝彦は高倉健の他に三船敏郎等、日本の俳優の吹替が昔から多いけれど、何かこれと言った理由でも有ったのだろうか?
勝彦も声優業に本格的に乗り出す迄は大映で雷蔵や勝新の映画によく出演したり声優業に打ち込んでからもテレビの時代劇に出演していた。
時代劇にもよく出演していた新劇系の俳優が声優業も並行して行っていたのは勝彦に限らず、他の俳優にもよく見られた。
新劇と時代劇、そして声優には何か親和性が有ったのだろうか?
勝彦は元々は前述の様に新劇では無く映画やドラマによく出ていた映像系の俳優だったけど、彼が声優業にも関わる様に為った理由は何だ?
60年代迄は基本映画やドラマ等の映像系の仕事ばかりだったのに、70年代に入ってから徐々に吹替を始めとする声の仕事が増えて行った。
70年代以降は映画業界の斜陽化の影響で映画の仕事はどんどん減少して行ったが、声の仕事は反比例する様にどんどん増加の一途を辿った。
元々勝彦も声が良く、声優向きの声や芝居をしていたというのも有るのだろうけれど声の仕事を決定的にしたのは一体何だったのだろうか?
同じ事は勝彦と同世代の瑳川哲朗や有川博にも言える。瑳川と有川も元々は舞台や映像系の俳優だったけれど、後年は声優業にも進出した。
有川は勝彦と同じ理由の様だけれど、瑳川の理由はどうなのだろうか?瑳川も有川もずっと舞台で活躍していた新劇系の俳優なのだが。
余談だけどこの3人は何れも久松保夫亡き後にバート・ランカスターの吹替を手掛けている。
勝彦はドクター・モローの島(新日テレ版)、瑳川はOK牧場の決斗(新々テレ朝版)、有川は地上より永遠に(テレビ版)と山猫(新テレ朝版)。
鈴木瑞穂や納谷悟朗、久米明と並んでこの3人も久松の後継者と見做されていた時期が有ったんだろうか?