24/04/01 14:19:06.83 ZJC+uZaT.net
近年の洋画が興行収入で苦戦するようになったのは、木谷高明の「すべてのジャンルはマニアが潰す」が通底するものだと思います。
実のところ、この言葉は、マニアやオタクを排除せよ、という意味ではなく、「運営、供給、制作の側がマニア化、オタク化している」という批判なのです。
映画業界にあてはめれば「映画業界の勤務者は誰よりも映画に詳しい。だからマニア化・オタク化しやすい」ということなのです
> 商品やサービスを提供する側は、仕事として取り組むわけですから、その商品やサービスにずっと向き合っているわけです。
> だから必然的に誰よりも詳しくなります。「こうすればもっと便利になる」「こうしたほうが面白い」
> 「こうすれば使いやすくなる」といったアイデアも、すでにマニアの考え方になっている可能性があります。
> ユーザーからしてみたら、初めて見るサービスかもしれないわけです。
> それなのに過剰機能・過剰サービスが起こってしまうのは、供給サイドがマニア化してしまうからです。
> 商品やサービスを受ける側の気持ちを忘れて、提供する側が自己満足に陥っているのです。
> ですから常に大事なのは、商品やサービスを提供する側の人間が、商品やサービスを受ける側の立場に立って考えることです。
> 今は特に変化が激しい時代ですから、マニア化が致命傷になる可能性もあります。
> マニア化してしまったら、まったくズレたものを世に送り出してしまうかもしれない。
> 供給サイドのマニア化は、ユーザーのマニア化よりも怖い時代になりました。
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↑で指す「マニア」というのは運営が自分のことしか見えなくなって、独りよがりのサービスや商品を提供する状態のことを指すんです。
これは映画業界にも言えることです