24/04/23 03:59:04.80 uCBRou54.net
>>58
オタク向けの作品の多くは、熱狂的なファンによる口コミや同人誌などのファンコミュニティから火を付けることで大きなコンテンツに育つことが一般的です。
ファンの熱気が熱気を生んで、コンテンツがどんどん育っていく過程は、おそらくコンテンツを追いかける上で一番面白い時期だと言えるでしょう。
しかし、熱気は数年で冷めるものだし、コミュニティは徐々に衰退するもので、それを維持しようとして「ファンの要望を受けて展開します」というやり方は、ファンというものの気質が保守的、時代の変化を認めない頑固な石頭である以上限界があるわけで、
ブシロードの木谷さんが口癖のように言う「全てのジャンルはマニアが潰す」という言葉の通りの状況が出現します。
コンテンツをずっと維持成長していきたいのであれば、ファン主体からよりビジネスライクなトップダウン型の運営に切り替えていくしかない
競馬や高校野球にプロ野球のファンがJRA、高野連、NPBのような「運営」に常に冷笑なのは、運営は数十年続けることを視野に施策を打っているし
JRAにいたっては農林水産省というファン以上に遥かに大事なステークホルダーを抱えつつ運営している
そのため、ファンとの間に齟齬が生じているように思います。