24/07/30 21:18:57.99 yf1Dw7Wy.net
>>336
その作品は結構知る人ぞ知る作品ですね
語彙が足りないので上から目線の言い方で失礼ですが「アニメとしては」
銃撃戦の名作と言っていいと思います
僅かな動作の端々に作者が資料映像や実写映画を細部まで研究しているのが見てとれますし
約30分近い長丁場の銃撃戦というのも凄いです
商業ベースでこの長さをやろうとすると「冗長過ぎる」と、必ずスポンサーや上層部
日本の場合は製作委員会からストップ、ないしカットの要請がかかりますからね
我々はこの長さでじっくり見たいというのに…
ただ実際のところ、これはアニメだから凄い、と言わざるを得ないのも正直な話しだと思います
こうした銃撃戦の演出は(長さは置いといて)すでに実写なら幾つもの作品があります
しかし、アニメならまだこうした演出は殆ど無いですね
(攻殻機動隊では僅かながらありますが、後は持て囃されてるリコリス・リコイルや
ヨルムンガンドなどはちょっと非現実的な挙動も所々有り、ブラックラグーンなどは
シティーハンターと五十歩百歩です。
恐らくアニメーターが銃撃戦の知識や資料をあまり持ち合わせていないか
サバゲの動作の延長線の想像でキャラを動かしている為でしょう)
ですから、これがもし商業作品として作られたならアニメ史に残る銃撃戦の頂点として
語り継がれる事でしょう
個人的には伊藤計劃の「虐殺器官」がそうあって欲しかったのですが…色々と惜しかったです
ありえない事でしょうが、もしこの作者が業界入りして押井守の下で
演出補佐等を担当する事があれば、アニメの歴史も変わる筈でしょう…