15/08/17 04:39:52.76 2JW9Tr9E.net
こういうこと書くと「映画はカネじゃない!」「日本映画も頑張ればできる!」
と書く奴が必ず出てくるが、そもそもがアメリカ映画のホンだって大半はクレジットされてない
ライターまで含めて「直し、直し」で追い込んで作ってるし(つまりそれだけ余分な
ギャラが発生する=ホンの段階でカネが掛かってる)、現場で使える照明やカメラやセット
の規模だって日本とは全く違うし、その他、アメリカの商業映画の大半は「大作」
じゃなくてもなんだかんだでカネは掛かってるんだよ。
そこをゴリ押しで「日本でも頑張ればできる!」とか言うから『進撃の巨人』とか
出来ちゃうんだっていい加減に気づけよ。。。
あれ幾ら掛かってるのか知らんけど、仮に前後編で15億程度として、アメリカでは
「低予算」の恋愛映画やヒューマンものを撮ってそれでオシマイの金額で「大作」2本分を
撮らされてるんだぜ。。。
『進撃』町山のホンも批判されてるが、これもアメリカならクレジットされてないライターを
何人も「直し」に呼んじゃうんだからね。。。もちろんみなちゃんとしたプロ。
「直し」だけで高額のギャラを取るしもちろんそれに見合うだけの仕事を要求され責任も重い。
ここ20年ぐらいの日本の場合、商業大作でさえ(プロにさえ成りきれてない)助監督やP・
監督の友人・妻・弟子・愛人(マジ)を(単に安くで付き合ってくれるというだけで)ホンや直しに使
うんだからもう無茶苦茶だよ。
自ずとスカスカのホンしか挙がって来ないし無責任にもなるよ。。。